CSS九州の活動理念
NPO法人 CSS九州は、主に地域おこしや伝承文化の継承、あるいは学術会議や各種大会の開催に携わっている人々に対して、その文化活動や種々のイベントに係わる企画運営等をサポートしながら、地域の活性化に寄与することを目的として活動しています。
CSSの「C」って何?
Ceremony(式典や儀式)、Convention・Congress・Conference(各種大会・会議)、Culture(文化)・Civilization(文明)、Commmunity(地域社会)・Communication(情報伝達)をはじめCountry、City、Citizen、Circle、Corporation、Child、CareあるいはChristmas Eventまで、多岐にわたる支援活動(SS:サポートサービス)を展開する経験と実績豊かなスペシャルリストで構成された特定非営利活動法人です。
NPOとしてイベントに関わる理由について
これまでの日本の社会は、“公共=行政”というイメージで捉えられている傾向があり、このような場合は全てが“行政中心”で働いてきましたが、こうした日本の社会講座や考え方を変革して、行政中心の“行政セクター”からコミュニケーション中心の“住民セクター”への転換、 表現を変えると“公助”から“共助”への転換を推進する為の理念とそれを具体的に促進する起爆剤として、明確な意識と視点を持ったNPOの役割に期待がかけられていると捉えています。
これまでのような“公か私か”の二者択一の概念から脱却して、その両者を繋ぎ補完しあう “共=共に生き・共に創る”の存在と重要性が充分に理解され認識されなければならない時代になったと考えるべきなのでしょう。
地域の全体に“共助の理念(共に生きる=共に創る社会)”が浸透することを前提にしながら活動を活発に展開すると共にコミュニティ意識を醸成し、又そうした気運を高めてゆく為の戦略的手段としても、イベントに対するNPOの積極的関わりこそが大きな効果を発揮すると認識するに至った次第です。
イベント実施に対する期待
経済面では
- 地域特産物の新たな販路の獲得
- 誘客、観光客の誘致
- 交通、宿泊、運営、設営など幅広い地域への経済貢献
社会面では
- 地域外のファンの増大、知名度の向上
- 誘文化交流の活発化
- 地域の担い手となる人材の確保
- 地域内外への広報活動の活発化
- 住民の郷土に対する認識の向上
- 世界をまたいだミーティングプレイスとしての地域向上
幅広い領域に対する貢献が可能な、地域経営上の戦略的手段となりえます。
地域イベントに期待し得る効果
例えば
- 住民や企業の地域づくりへの参加意識や、それを基盤とする地域の連帯感を誘発する触媒になり得る。
- 地域づくりに向けた体制と気運を醸成する契機になり得る。
- 従来の枠組みを越えた新たなネットワークの構築やソフトな組織間の関係を成立させる契機になり得る。
- 行政と住民の協調と恊働のテストケースとなり得る。
- 地域イメージの向上や地域アイデンティティの確率に貢献し得る。
- 情報チャンネルの拡大と充実に寄与し得る。
- 地域の情報受発信機能の強化に寄与し得る。
- 地場産業の活性化や異業種交流の契機になり得る。
- ソフトなノウハウを含むさまざまな技術移転の契機になり得る。
- 地域文化の復興と創造の契機になり得る。
- 住民の主体的な活動を誘発し、側面から支援する機会になり得る。
- 関係者にマーケティング的な思考や経営的な感覚を育む機会となり得る。
- 地域づくりのリーダーを発掘し、人材を育成する契機になり得る。
- 地域間や国際交流の促進に寄与し得る。 など
地域おこし・伝統芸能・伝統文化の継承
地域おこしや伝統芸能・伝承文化の分野において、高齢化やその頑な継承の在り方から後継者不足や理解者の減少など、地方独特の構造から生じる様々な問題を抱えている地域実態が見えて来ています。
その土地や風土に根ざしたそれらの文化をしっかりと継承して行く為にも、頑なさも大切ながら、まずは理解と認知力を高め、次の世代へスムーズに受け継いでゆく為の施策の実行と、併せて高齢化が進む長寿社会の中で、それらの在り方をどう前向きに捉えながら、調和させてゆくのかが喫緊の課題と受け止めてます。
私たちは、その地域の素朴な一芸能を都市部のホールや一民間の事業の中で広く紹介し、高い評価や理解を得て来た経緯・ノウハウの蓄積を有しています。これからは益々地方が注目を浴びる時代と言われますが、それは併せて長寿社会が注目を集めざるを得ない事にも他なりません。
インターネットなど高速通信の進む現在、地方や長寿の問題がグローバリゼーションの中に埋没したり使い捨てられるのではなく、表舞台にしっかりとしたポジションを確立するためにも、専門的かつ専属的にこの問題に向き合う必要性を感じています。
又、大会や学術会議など専門的知識を必要とする会議イベント等においても、日常の仕事のかたわらで、煩雑な業務を限られた時間の中で処理しなければならない。どちらかというと業務の処理に振り回されて、運営の在り方そのものに困惑している人々も数多く見受けられます。
私たちは、主に地域おこしや伝承文化の継承、大会・学術会議に携わっている人々に対して、その文化活動や各種イベントに関する企画運営等をサポートし、地域の活性化に寄与する事を目的とする観点から、よりスピーディでフレキシビリティにあふれた活動を実現する事が大切と考え、 特定非営利活動法人としての行動実践に望むものであります。
さらなる活動
- プロモーション映像の制作
(会議イベントのオープニング映像やプロモーション映像などの短編制作) - 事務代行業務
(各種会議の運営・書類発送・書類やデータの管理・デザイン) - その他イベント・地域おこし支援業務
(具体的活動支援・アイデアや運営ノウハウの提供) - PR・販売促進ツールの提供や新規商品の開発など
- ホームページ作成管理・インターネットショッピング
(地域のユニーク商品の紹介や開発など) - ネットアプリの開発制作